どうも、クロです!
なかなかのビッグニュースが入ってきました。
なんと大手携帯キャリアのドコモが中古端末のSIMロック解除を2018年度内(2019年3月末まで)に開始するらしいです。
SIMロック解除って何?という人は以下の記事を読んでいただければと思います。
参考記事:スマホを買ったらSIMロックを解除しておこう!売る時の買取金額にも影響が出るぞ!
現在のドコモのSIMロック解除の要件は以下の通りです。
・端末の契約者が本人であること
・2015年5月以降に発売された端末であること
・購入日から100日経過していること(101日目から解除可能、一括で購入した場合は即日可能、端末購入サポートで購入した端末は一括購入品でも100日経過する必要あり。)
・ネットワーク利用制限がかかっていないこと
・既に解約している場合は、ドコモとauは解約後100日以内、ソフトバンクは90日以内に契約者本人のみ手続き可能
これが要件緩和後は、この中の一つにある「既に解約している場合は、ドコモとauは解約後100日以内、ソフトバンクは90日以内に契約者本人のみ手続き可能」という部分が緩和されます。
つまり、中古の端末であれば契約者本人以外でもSIMロック解除が可能になるということです。
これって結構すごいことですよね。
現在はドコモしか発表していないですが、ほぼ確実にauとソフトバンクも追従するはずです。
おそらく近々発表があるのではないかと思います。
まあ元々ドコモは自社から販売された中古スマホのSIMロック解除は3240円払えばやってくれていたのですよ。
それが2015年頃の総務省の指導のゴタゴタで、解約後100日を過ぎた端末はSIMロック解除不可、さらに自分が所有していた端末でなければSIMロック解除できないというルールに変更されたままでした。
なので今回のSIMロック解除の要件の緩和は「良くなった」というよりも「元に戻った」というかんじですね。
結局、誰が得をするのか?
さて、ここからが本題です、
今回のSIMロック解除の要件の緩和で一体誰が得するのでしょうか?
また、我々にはどんなメリットがあるのだろうか?
考察していきたいと思います。
中古スマホ端末販売店
中古スマホ端末の販売店にとっては間違いなく朗報でしょう。
今まではSIMロックが邪魔をして価値がなかった端末の価値が相対的に上がる可能性があるからです。
今すぐに恩恵がなかったとしても、将来的には必ず恩恵があると思います。
現在ではほとんどの人が新品でスマホを購入し、中古のスマホを使う人は少数派だと思います。
しかし、近い将来は中古の車を買うように中古にスマホを当たり前のように買って使用する人が多くなりそうです。
消費者・ユーザー
今回のSIMロック解除要件の緩和で格安シムに移行するユーザーがさらに増えそうですよね。
大手キャリアに比べてシンプルな料金プランで月額料金が安い格安シムですが、自分で端末を用意しないといけなかったり、実店舗がなかったりと、イマイチ消費者にとっては優しくない部分がありました。
おそらく国の方針としても格安シムへ移行させたい思惑は少なからずあるはずですが、なかなかうまくいっていないのが現状でしょう。
今回の緩和が格安シムへの移行の背中を押す一因になるかもしれませんね。
スマホ買取店舗
現在、スマホ買取店のほとんどが、SIMロック解除をしていない端末に比べて、SIMロック解除をした端末を高額で買い取っています。
これが今後どちらに転ぶか正直予想が付きません。
高い方に合わせるのか、安い方に合わせるのか。
ただ、今後はSIMロック解除済みの端末が今まで以上に市場に出回ることにはなるので、安いほうに転ぶ可能性が高そうですよね。
もし自宅に使っていない端末があれば早めに売却した方がいいかもしれません。
参考記事:【最新版】本当に高くスマホを買い取ってくれる買取店はここだ!【郵送買取対応】
まとめ
今回のドコモのIMロック解除の要件の緩和の発表はいきなりでしたね。
色々な意見があると思いますが、基本的には得するユーザーのほうが多いような気がします。
個人的にはそもそもSIMロックなんてかけずに販売しろよってかんじなんですけどね(笑)
ただ、まだまだSIMロックについて知らない人も多いので、SIMロック解除が一般的に浸透していくにはもう少し時間が掛かりそうですね。
当サイトの読者の方は、このあたりの知識は一般の方よりはお持ちだと思うので、ぜひ今回の要件緩和を活用して得する側に回ってくださいね。
格安シムに移行する良い機会かもしれませんね。
それではまた!