「ウオッー!!」
「面倒くさい言葉ばっかり並べて、俺らみたいな初心者をバカにしてんのかーっ!!」
ぶっちゃけるとその通りです(笑)。
でも、WiMAXを契約するまでに必要な情報ってそんなに多くないんですよね。
なので下記用語さえ覚えておけば、騙されて不利な契約になってしまうことはありません。
専門用語は出来る限り省略しているので、ここさえ見ておけば問題ないです。
目次
回線に関する用語
回線の用語っていうとカッコイイよく聞こえるけど、ようするに基本情報です。
これ知っといたらやり取りがスムーズだよねってぐらいなので、サラッと流し見しておけばいいと思います。
プロバイダとは
プロバイダっていうのは会社のことです。平たくいうと回線業者。
インターネットって基本的に自由なんですけど、誰でも繋がっちゃうと悪事を働く人が増えるので、高速道路みたいに出入り口をハッキリと決めています。
で、その入口を管理しているのがプロバイダと呼ばれる回線業者なので、みんな最初にプロバイダと契約しないとインターネットが出来ないわけです。
他にも細かい決まりはたくさんありますけど、これだけ分かれば十分です。
ポケットWi-Fiとは
持ち運びが出来るインターネット、つまりモバイルルーターと呼ばれる機器の総称です。
iPhoneとかAndroidの事を「スマホ」と呼ぶように、WiMAXやドコモWiFiの事を「モバイルルーター」と呼びます。
元々、ポケットWi-FiはYモバイルの商品名だったのですが、語感が良いのでモバイルルーターと同じ意味で呼ばれるようになりました。
これはつまり、宅急便がクロネコヤマトの商標だったのに、いつのまにかそれ以外でも広く使われるようになったのと似ています。
WiMAXとは
WiMAXは、「WiMAX」という電波を使った通信機器のことです。
※通信方式の規格として世界基準で決められています。
最近では上位規格の「WiMAX2+」という電波を使うようになっているので、「WiMAX」という名前だけが残っています。
この辺りはあまり気にしなくても大丈夫で、むしろWiMAX ⇒ WiMAX2+に変わっていっても、僕たちにはあまり関係のない話です。
WiMAX2+とは
WiMAXで使っている電波は、
- WiMAX(無くなる予定)
- WiMAX2+(主流)
- LTE(オマケ)
上記3種類が使われている電波ですが、一番上のWiMAX電波は消えていく予定なので、スタンダードに使われている電波はWiMAX2+(ワイマックスツープラス)になりますね。
めっちゃカッコイイので、
「俺の電波はワイマックスツープラスなんだぜー☆」
とか言っておけばキャバクラでモテモテです。・・・たぶん。
WiMAXではハイスピードモードという名前で使われています。
※オマケのLTEは↓で説明します。
LTEとは
ELTじゃないですよ、LTE(エルティーイー)です。
Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)の略ですけど、一般的ではないのでLTEって呼んでおけばOKです。
ハイスピードモードプラスエリアモードの時に使うことができます(月額1000円)。
「なんか・・・1000円出してまで使うものじゃないよね。」
って思っている人が多いんですけど、7G使えて1000円ってスマホの契約から考えるとすごく安いので、見ようによってはめちゃくちゃオトクなサービスなんですよね。
基本的にはWiMAXの電波が届かないような山奥に行った時や、建物の中でどうしても使えない場合にサポートとして用意されています。
また、エリアが広くて電波の入りがいいのですが、その分速度が出ません。
WiMAX2+と足りない部分を補いあっています。
ハイスピードモードプラスエリアとは
WiMAX2+とLTEが両方使えるモードです。
LTE単体で使えるモードはないので、実質LTEを使う方法はこれしかありません。
通常使用分はWiMAX2+を使いますが、電波が届かない場所になるとLTEに自動切り替えされます。
深く考えずに、LTEも一緒に使えるのでエリアが広がるって思っていればOKです。
UQフェムトセルとは
エヴァンゲリオンの敵でこんな名前のやつがいたような気がします!!
「auひかり」を契約している家庭に、小型基地局を設置できるサービスのことですね。
auの固定回線を使って基地局にするので、WiMAXの電波が来ていない家庭でも使うことが出来るサービスです。
無線局免許の申請が必要だったりするので、普通の人だとたぶん使うことは無いかなぁ。
名前がカッコイイので、覚えておいて損のないワードですっ!
華麗に使いこなしてビックリさせてあげましょう。
契約に関する用語
ここが本題。
ちゃんと覚えておいた方がいいところです。
別に覚えてなくても契約はできるのですが、サラッと流し見しておくだけでも随分違うはずです。
それでは行ってみましょうっ!
キャンペーンとは
WiMAXはプロバイダ(小売業者)が多いので、各業者が様々なキャンペーンでおトクさをアピールしています。
中には目ン玉が飛び出すぐらいすごいキャンペーンをしていたりするので、ちゃんと比較して検討した方が良いですね。
高いところと安いところだと月々1000円ほど違います。
月々の支払いが気にならないなら、大手プロバイダでサクッと契約するのをオススメしています。
安さだけを求めると、後々トラブルが起こった時に面倒くさい場合がありますので。
キャッシュバックとは
上記キャンペーンの一番の目玉がキャッシュバックです。
WiMAXのキャッシュバックは、契約したらすぐ貰えるような簡単なものではありません。
9ヶ月後~13ヶ月後という長い期間のあとに、ひっそりと届くメールに振込先登録をしてやっと受け取れるという面倒くささ。
その代わりに、かなり高額なキャッシュバックになるので悩むところです。
そういうのが面倒くさい人は、月額割引というサービスをしているプロバイダを選んだら良いと思います。
参考:選べる2つの契約!So-net WiMAXはどっちがオトクなの!?
ギガ放題とは
WiMAXを契約する最大のメリットがこれ、ギガ放題です。
・・・実質使い放題。
実質という言葉が怪しいんですね。
これは、1日の使用量が3Gを超えてしまうと制限が掛かりますが、普通の人なら気がつかないレベルなんです。
※実際には制限が掛かってもYOUTUBEの高画質動画ぐらいなら普通に見られますし。
ポケットWi-Fiの中でもWiMAXのギガ放題だけは制限後の速度がブッチ切りで速いのです。
WiMAXがここまで人気が出た秘密は、この規制後の速度なのです。
クレードル・ACアダプタって必要?
- クレードルは充電用の台
- ACアダプタは充電器
各プロバイダはこれが無いと充電出来ないよっていう雰囲気を出していますけど、USB充電器がついてくるので普通に充電できます。
1個ぐらい持っていても良いとは思いますけど、セットで4000円ぐらいするので躊躇しますよね。
あったら便利だけど、無くても大丈夫なのがクレードル・ACアダプタのセットです。
Try WiMAX
なぜか他のサイトに人たちはみんな内緒にしているけど、WiMAXの親玉「UQコミュニケーションズ」ではWiMAX機器のレンタルをしています。
WiMAXは2年契約になるので、自分の使用範囲で使えるかどうか実際に試しておいた方が安心ですからね。
- 日本国内に在住の20歳以上の方
- お申し込み者ご本人様名義のクレジットカードをご登録いただける方
- 過去90日間以内に本サービスのご利用履歴がない方、また貸出機器の未返却履歴のない方
- その他、本サービス利用規約ポップアップウィンドウで開くに同意いただける方
この条件に当てはまっていたらレンタルOKなので、不安な人は試してみて下さい。
無料貸出なんですけど返さない人がいるみたいで、担保としてクレジットカードの登録が必要みたいです。
その他の用語
WiMAXに似ているようで似ていない。
格安シムと格安スマホを解説します。
格安SIMとは
スマホとかWiMAXの中に入っている、通信するための本体を「SIMカード(シムカード)」といいます。
大雑把に言うとスマホもWiMAXも、SIMカードを契約しているようなものなんですよね。
で、最近は3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)以外にもスマホ業者が増えてきました。
そして3大キャリア以外のスマホ業者をMVNOと呼んで、MVNOの扱う契約を格安SIMと呼んでいるのです。
ぶっちゃけ、「安いスマホ=格安SIM」ぐらいの認識でかまいません。
格安スマホとは
↑で紹介した格安SIMは、SIMカードだけの契約なのです。
スマホ本体はついてきません。
なので一般人にスマホ本体を用意するのは敷居が高いので、スマホとSIMカードのセットで販売しているMVNO(小売業者)が出てきたのです。
格安SIMが刺さっているスマホ=格安スマホ。
分かりやすくていいですね。
スマホ本体も中国製の安いものを使っているので、全体的にとても安くおさめることができます。
機能的には日本製のものと大差ないので、格安スマホが流行っているのも納得です。
WiMAX契約までの王道はこれ!
最後に、WiMAXを契約するときに王道の確認パターンを書いておきます。
この順番で契約すればトラブルなく契約を終わらせることが出来ます。
- エリア確認
- プランを決める
- 月額料金を比較
- プロバイダを決める
- 機種を決める
- 契約を申し込む
WiMAXを契約するときは、絶対にエリア確認をして下さい。
エリア確認をしないまま申し込んで自宅で使えなかった友人がいますが、本当に不自由そうにしています。
WiMAXのエリアは、UQコミュニケーションズの物を使うので、プロバイダが変わってもWiMAXを契約するのなら問題ありません。
「プロバイダを決めるよりも最初にエリア確認をする。」
僕が本気でお願いするのはこれだけです!
まとめ
WiMAXは難しい言葉が多いようで、知っておかなければいけない言葉は意外に少ないです。
この分かりやすさがWiMAXの魅力ですね。
今回紹介した用語をざっくりと理解できれば、実店舗で販売アルバイトの怪しいウソに騙されなくてすみます。
僕も以前騙されました事がありますけど、対面販売だと有ること無いことがいくらでも言えるので、店によっては本気で危ない場合もあります。
契約の際に、エリア確認を進めてこない販売員は100%信用してはいけません。
WiMAXは2年縛りなので、途中解約が難しいんですよね。
気軽に契約して後で泣くことだけは避けて下さいね。